前回までに話したこと
何故だか自分のコトって
『なぁんか分かったような、
よく分かんないような・・』
って、そんな印象を受けがち。
それは、
表層次元での心の要素と
潜在次元での心の要素とが
矛盾したまま同居しているので
バッティングを起こしている状態。
例えば、
表層次元を示すD1では月が4室
潜在次元を示すD9では月が7室
なんて配置の場合は、
D1では「家でくつろぐ事が好き」
D9では「人と接するのが好き」
という矛盾した心の要素が
自分の中に同居してたりする。
そりゃどっちの自分がホントか
自分でワケ分からなくなるよね。
ココを今回はもう少し掘り下げてみましょ。
潜在意識での心の性質
確かに矛盾してるんだけど、
自分の気持ちだったり
自分の感情的なものからは、
「家でくつろぐのが好き」
「人と接するが好き」
という矛盾した2つのベクトルが
自分の心の要素が同居してても、
『そうそう、そうなんだよね』
『どっちも分かる気がする』
『どっちもあるんだよなぁ』
って。
そう思ったりしますよね。
こうした気持ち的・感情的なもの。
これが潜在意識的な捉え方です。
そう。
この潜在意識の中では
こうした矛盾があっても
別に不思議に思いません。
「そうそう」
「そうなんだよね」
「分かる、分かる」
って。
むしろ、納得したり・笑
こういうのって
潜在意識の次元での
心の持つ性質です。
表層意識での心の性質
んで。
そうした自分の心の要素を
例えば本で読んで知ったり
ホロスコープから知ったり
あるいは人に指摘されたとして、
きちんと考えようとしたり
まとめようとする段階になると、
意識が表層意識にバトンタッチします。
普通の人の場合、
『思考』する作業は
表層意識が司ります。
だから思考しようとする段階で
潜在意識から表層意識の次元に
意識のスイッチが切り替わります。
(そうじゃない人もいますが、少数派です)
この表層意識の次元では
論理や思考に切り替わると
矛盾している発想や視点は
理解不能の状態になります。
そう、
表層意識の思考の次元では
『論理的な矛盾』があると
うまく処理できません。
表層意識での心の性質には、
そういう性質があります。
処理パターンが違うから
まぁ、なんか思うんだけど
人はホント器用に作られてて
感情や気持ち的な潜在意識と
論理や思考的な表層意識とが
ほぼ自動的に切り替わってしまう。
(このほぼ自動的ってのがポイント)
まず最初に作動する心ってのは
感情・気持ち的な潜在意識なので、
「そうそう」
「そうなんだよね」
「分かる、分かる」
って感じになる。
感情の次元というのは
共感が基本反応なので
矛盾は重要じゃない。
だから矛盾してても
そこは大事に思わない。
んで、
その次に作動するのは
表層意識の次元になり
論理的に考えようとする。
ところがこの表層意識の段階では、
もしも矛盾した要素があると
それがうまく処理しにくい。
D1では「家でくつろぐ事が好き」
D9では「人と接するのが好き」
って矛盾している心の要素は
思考次元では統合できなくなる。
この2つの意識の流れがあり、
分かった気持ちになれる意識と
矛盾が処理できない意識が
ほぼ自動的に切り替わって
それぞれを経験している。
だから、何故だか自分のコトって
『なぁんか分かったような、
よく分かんないような・・』
って、そんな感じになっちゃうんだよね。
感情次元(潜在意識)的には
「分かる、分かる」って
シンプルに思うのにね・笑
補足
実は。
この辺りはめっちゃ重要。
人生の質を変えて充実をつかむ、
って視点からもすごく重要。
占星術をうまく使えない
って視点からも何気に重要。
だからもう少しだけ
ココを深堀りしたいかなぁ。
別記事にするかもだけど。