充実までの流れ-3- 要素の連動が鍵

自分の特徴がわかった、のに

人生にもそこそこ慣れてきて
そろそろ人生の質を上げてゆき
充実を感じるようになりたい。

そのためには
今はまだ気が付いてない
自分の特徴や自分の心の要素
これが分かれば充実につながる。

そんな思いがあって
自分の心の特徴を掴むよう
心について学んだのはいいけど。

どうにも見えないもんだから
掴めるようでつかみにくい。

しかも例え学んで理解したとしても
全体としては把握できたとしても
「個人差」を掴むことはムツカシイ。

【自分の特徴】も
【自分の心の特徴】も
掴めるようでつかみにくい。

”見えたら分かりやすいのに”
”個人差があっても分かるといいのに”

そんな願いを叶えてくれる
インド占星術の様々な視点。

インド占星術の視点を活用すると
【自分の特徴】【心の特徴】を
様々な角度から掴むことが出来ます。

これで人生の質を上げて
充実を手に入れることが出来る
そうした可能性が見えてきた。

あとは活用するだけ!

うまく活用できないのは

なのに、なのに。

実際にその要素を伸ばそうとしても
なぜだか妙に心がコンガラガッテしまう。

そうして立ち止まってしまいます。

まだ把握できてないから?
それとも使い方が下手だから?
それともホントは唯の希望だから?
自分にはそんなこと出来ないだけ?

って。
色々考え込んでしまいます。

そしてなんとなくヘコんでしまい
なんだか悲しくなってしまいます。

ムリだったのかなぁ、って。

いいえ。
そうじゃないのです。

あなたが悪いのではないんです。

何故だかうまく活用できないのは
あなたが下手なわけでもないし
出来ないからでもないんです。

心にはちょっとばかり
ヘ~ンな性質があるんですけど
それをキチンと知らないから。

ただ、それだけなんです。

その心のヘ~ンな性質を押さえて
その心の性質を知ってから活用すれば
うまく活用できなかった心の要素を
順番に順番に動かせるようになります。

心の奇妙な性質=連動

その心の奇妙な性質というのは何か?

それは、

「心」には
【連動する】という
「機能」としての面があり、

その連動という機能として、

内在する要素たちは3つのパターンで
連動して絡み合いながら同居します

この【連動】という機能ゆえに
内在する要素が妙に活用しずらく
何故だかコンガラガッテしまうのです。

シンプルに言えばこんな感じですが
このままではよく分からないですよね。

でも、ホント~~に、

この【連動】の理解は
とにかくめっちゃ大事な
自分の人生と充実への山場。

ですから、

連動の機能としての3つのパターンを
具体例もあげながら説明しますね。

連動の3つのパターン

まず連動の「機能」について、です。

「連動」には3つのパターンがあります。

連動の3つのパターン
  1. 自分の中にある要素は
    心の中では一緒に動く
    (個別で動こうとしない)
  2. 自分の中にある要素は
    心の中では同時に動く
    (順番に動こうとしない)
  3. 2つの矛盾した要素が
    セットで動きやすいので
    二面性を持ち合わせやすい

これが実際にはどんな感じで動くのか。

インド占星術の視点から
あくまでもシンプルにして
心の特徴としてどんな感じか、

それを見てみましょう。

インド占星術での簡単例題

例えば。
10室に太陽と月が在住。

10室は「行動」のハウスで
太陽は「男性性・厳しさ」を示し
土星は「女性性・優しさ」を示します。

この場合に、

「連動の3つの側面」が
どんな風に作動するのかを
シンプルに見てみます。

1:個別で動こうとしない

太陽は男性的に厳しく行動し
月は女性的に優しく行動します。

ところがこの2つの特徴は、
「心の世界」の舞台である
「自分の心の中」では
個別で動こうとしてくれず
一緒に作動してしまいます。

2:順番に動こうとしない

この「現実の世界」の舞台
あるいは「行動の世界」では
ある時は男性的に厳しく行動し
ある時は女性的に優しく行動する。

そんな風に作動します。

ところが「心の世界」では
順番には動いてくれなくて
それぞれが同時に進行します。

3:同調と反発が同居

そもそも太陽と月では
行動の方向性が逆向きです。

だから、

太陽は男性的厳しく動こうとし
月は女性的に優しく動こうとし

という方向性の違う2つの要素が
心の中では一緒に同時に動こうとします。

すると当然バッティングを起こしますが
心の中ではこうした矛盾する要素が
矛盾したままで同居してしまいます。

この場合には二面性を持ちますが
連動によって一緒に同時進行するから
矛盾がセットのようになってしまいます。

こんな感じで内面の心の中では
連動という機能が作動しています。

行動と心の世界は動きが違う

「現実の世界」「行動の世界」では
それぞれの特徴が存在していれば
それぞれ別々に作動しようとします。

身体はひとつですのでごく自然な事です。

ところが、

「心の世界」「自分の心の中」では
自分の内在の要素は連動して動くので
一緒に・同時に・矛盾したまま動く。

心にはこうした奇妙な特徴があるのです。

この奇妙に見える心の性質が
【連動】と呼ぶ機能なのです。

心がヤヤコシイのは連動のため

ま、こんな感じでね。

心の要素はいっぱいあるものだから
連動して一緒に同時に動いてしまう。

そして連動で一番ややこしいのは、

「同調」と「反発」という要素が
矛盾して同居しているだけでなく

それがしかも一緒に同時に動く

という性質です。

だから、

「心の世界」「自分の心の中」では
同調と反発が同時に動いているので
矛盾した要素が同時に作動していて

意識はどうしていいのか分からず
うまく動くことが出来なくなる

という現象が起きてきます。

こうして心の要素は
同調して動こうとするけど
反発して動こうともする

それらが同時に同居している。

だから、分かりにくい。

ここがホントにややこしい。

それを解きほぐすと。
それをバラバラにすると、
ただの多くの心の要素なのにね。

その自分の心の要素が
連動によって一緒に動き
矛盾までも同時進行するから
何がなんだか分からなくなる。

心の要素と連動を掴めば

でも。

そうだとすると。

自分の中にある心の要素の
どれとどれが連動して絡んで
どんな風に絡まり合っているのか、

そうした絡まりのカタマリを理解し
その自分の中に同居する矛盾を理解し
それぞれの動きが分かってくると。

つまり、

心の要素たちを多く知って
連動という性質を理解すれば、

それぞれの心の要素を活用して
より充実した人生の可能性が
一気に高くなってくるワケです。

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