気持ちの話ってないよね
この数年間ずっと取り組んでいたのは
「どうやって心や気持ちの話を
インド占星術でもっと出していくか」
って事でした。
なんやかんやバタバタしてたけど
そうした内容を共有できるように
ひとまずこのブログを作りました。
んで。
ホントに不思議に思うんだけど、
心や気持ちに関するテーマ・事柄って
インド占星術では置き去りにされがち。
なんか「そういう約束なの?」
って思うくらいにそうした話が
避けられているように思う。
でも私は心や気持ちは最重要項目にして
その視点からホロスコープを眺めます。
D1での月アセンダントから見たり
D9(ナヴァムシャ)から見たり
D1とD9での月の状態を見たり。
そうした視点を大事にします。
現実を追いかけても
確かに、現実を追っていくのはすごく重要。
いつ何が起きるとか、って、すごく重要。
それは、確かな事実。
でも。
人ってそれを知っただけでは
基本的にあまり動かないんだよね。
例えば。
「いつ何が起きる」って伝える。
「こうしたらいいよ」って伝える。
「こうしない方がいいよ」って伝える。
そう聞けば。
「そうか」と、理解できる。
そうしよう、と思う。
確かに、そう思う。
んで。
意外なくらいに行動しないもんです。
「え?」って思います?
「分かってはいるんだけどね」
「やらなきゃ、とは思うんだけど」
「なんかイマイチやる気が出なくて」
「やらないぞと思うけどやっちゃう」
「気づいた時には今まで通りに動いちゃって」
ってやつです。
思い当たる節、ありません?
行動の動機は感情
んじゃ、次に。
それはなんでか、
って事になる。
人が行動する時は
単純に行動だけがある
なんてことは全くありません。
機械じゃないんで。
人の行動には『理由』があります。
言い方を換えると『動機』があります。
んで。
その理由・動機ってのは。
ああしたら良くなる
こうしたら良くなる
こうするといいんだ、
って感じの理屈じゃないんですよ。
んじゃ、何かって?
うん。
感情なんです。
人は、感情を動機として、
理屈をつけて行動する
っていう生き物なんです。
はあ??
何言ってんの?
んな、あほな。
って思います?
でも。
哀しいかな、
恐ろしいことに、
ホントなんです。
ここの辺りのトコロも
ブログで伝えたいんよね。
めっちゃ重要なんで。
人は感情には正直
まだ記事は書けてないんだけど、
鑑定では行動と現実の話と共に
心と感情の特徴の話を織り交ぜて
自分の内在している特徴だったり
自分の心の特徴を伝えています。
そこを話していかないと
気持ちが楽にならないから
行動までいかないんだよね。
ホントの意味で納得しないと
人は行動したくないんだから
そりゃ仕方がないと思う。
ってことは。
人は単純に現実に悩んでいて
行動が出来ないってワケじゃなく、
自分の気がすんでない状態で
自分の感情が動いてないから
実際の行動としても動かない。
んで行動しないので
現実が変わらない
ってコトだと思うんだ。
動きたくない、
って思ってるんだから
動きが止まってしまう。
それ自体は自然なことじゃない?
だから人が行動しないのは
ごく人として当たり前であって
ある意味めっちゃ素直な反応。
そう思わない?
補足
次回くらいにはこの話を前提に
4室の「感情・気持ち」と
10室の「行動」とを交えて
インド占星術の視点から
もう少し掘り下げてみる予定です。