3つの連動:ハウス編

10室の『行為』の2つの面

10室と職業

10室のテーマは?
って聞かれたら。

「やっぱり職業じゃないかな」

って多くの人が答えるように思う。

うんうん。
確かにそう。

一番ポピュラーな意味だしね。

10室のテーマの本質には
『行為』という意味があります。

その『行為』をする人にとっては
その『行為』する内容そのものって
『職業・仕事』という事になる。

だから『職業』はごく自然な答え。

10室と名声

でも実は10室のテーマには
『名声・評判・尊敬・名誉』
といったものもあります。

これは意外に忘れられがちな気がする。

ん~。
この『名声』って単語。
なんかちょっと分かりにくい。

分かったようで分かんない気がする。

そこで。
『名声』という単語を調べると

「人から評価され尊敬されること」
「人々から称賛を受けること」
「他の人々からの評価が高いこと」

といったような意味が出てきます。

なるほど。
これなら分かりやすい。

「評価されること」
「尊敬されること」
「称賛を受けること」
「評価が高いこと」

ってワケだ。

『名声』を紐解いてみると
他の10室のテーマ・意味である
『評価・尊敬・称賛』
といったものが自然に出てくるんだね。

視点が変わると意味が変わる

ここで一番興味深いのは。
人から、ってトコ。

「人から評価されること」
「人から尊敬されること」
「人から称賛を受けること」
「人からの評価が高いこと」

こうした「評価・尊敬・称賛」って
他人がいてくれることで初めて発生する。

つまり。

『行為』って
自分という視点から見ると
『仕事・職業』
という意味になる。

この『行為』を
他人という視点から見ると
『評価・尊敬・称賛』
という意味になる。

10室の行為の2つの面

なるほどね。

10室の本質の意味。
そこに『行為』という意味がある。

この『行為』というものを
違う視点から見てゆくと

10室のテーマの2つの面が浮き上がるんだ。

「職業」
「名声(評判・尊敬・称賛)」

これって、『行為』への視点の違い、なんだね。

行為をしている側の視点。
行為を見ている側の視点。

行為の自分側での視点。
行為の他人側での視点。

主観的な視点。
客観的な視点。

ひとつの10室の中には
2つの面が内在されている。

ヤヤコシイが興味深い。