要素は連動

心にも「機能」の面がある

自分の特徴となる「要素」は、
実はかなり多く存在してます。

そして、

この自分の特徴の要素たちは、
外側や行動として出る前の
『心の中・心の奥』では

【連動して動いている】
【連動して動こうとする】

という性質があります。

こうした、

【連動】という性質は
「機能」の役割で作動して
基本的に自動的に作動します。

つまり、

「心」の「機能」
としての一面ですね。

神経が自動的に作動していることで
日常生活をつつがなく過ごせている、
という構造ととても似ています。

それと同じように、
心にも機能があります

そのひとつが【連動】です。

選択できたらまた充実感は深まる

『心の機能』としての役割は
不思議と忘れられがちです。

でも、すごく重要なポイントです。

何故なら、この連動という性質によって
自分の要素たちは自分の意志と関係なく
半自動的に色々と一緒に動いてしまい
自分が使いたい要素を活用できない

という状態になってしまうからです。

様々な悩みや葛藤などの根底には
こうした要素の連動によって
自分の行きたい方向に行けない、

という事が原因で起きている事が多いのです。

しかし、この連動という心の機能を知ると
自分の中で連動していた自分の要素が
別々に動いている事を感じだしてきて
意識の中でそれぞれが分離し始めます。

分離し始めると自分の使いたい要素を
ようやく活用できる状態になります。

この状態になることによって
特徴を知った段階の自由度から
またひとつ自由度が高くなり、

もう一歩深い充実感を
味わえるようになります。

連動の3つのパターン

それでは、

心の性質の【連動】とは
どんな感じのものなのか?

シンプルには3つのパターンがあります。

連動の3つのパターン
  1. 自分の中にある要素は
    心の中では一緒に動く
    (個別で動こうとしない)
  2. 自分の中にある要素は
    心の中では同時に動く
    (順番に動こうとしない)
  3. 2つの矛盾した要素が
    セットで動きやすいので
    二面性を持ち合わせやすい

3つの連動に焦点を当てて

この「連動する心」のコーナーでは
上記の連動の3つの側面に焦点を当て
以下の3つの視点から見てゆきます。

『矛盾した要素がセットで動く』
というパターンが特に重要になります。