1年ごとに違うホロスコープ
1年ごとの運勢を占う方法があります。
その時使うホロスコープを
『ヴァルシャファラ』
とインド占星術では呼んでいます。
西洋占星術ではこれを
『ソーラーリターン図』
と呼んでいます。
このヴァルシャファラ。
1年ごとにホロスコープが違います。
それゆえに違いが分かりやすくて
その1年の特徴を把握するのに
なにかと便利というものです。
細かくはこちらを参考にどうぞ。
(表ブログの記事になります)
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基本は出生図とダシャ
このヴァルシャファラを使う時には
1つ前提となる条件があります。
その前提条件とは何か?
基本となる運勢や運気である
『出生図・分割図・ダシャ』
というものを越えては作動しない
以上のような基本前提があります。
なので、まず基本として
『出生図・分割図・ダシャ』
などの特徴を把握する。
その後にヴァルシャファラを検討する。
これがヴァルシャファラの正式な使い方、って事になります。
ヴァルシャファラの不思議な特徴
確かにこれはその通り。
なんだけど。
ヴァルシャファラをよく見てるうちに
とても興味深い特徴に気づきました。
その特徴とは何か?
ヴァルシャファラは
もともとの運勢・運気である
出生図・分割図・ダシャなどを
反映したものとなりやすい
こんな特徴があるみたいなのです。
例題1:基本が大変な場合
さて。
これ、どういうことなのか。
これだけでは分かりにくいので
簡単な例を挙げながら説明します。
例えば私の場合。
出生図・分割図の特徴として
ドゥシュターナの配置が多い。
つまり6室・8室・12室の配置が多い。
そうした特徴が基本としてあります。
さて、自分のヴァルシャファラを
だいたい40年分くらい見てみますと。
6室・8室・12室の配置が多い。
1室と6室・8室・12室が絡む。
そんな特徴があります。
運気も6室・8室・12室絡みなので
毎年毎年ホントに見事なくらいに
6室・8室・12室が絡んでくる。
いや、ホントに・笑
こんな感じで。
もともとの運勢・運気とが
何気に反映していたりします。
例題2:基本が良い場合
次は私のパートナーのしぃさん。
基本の出生図・分割図の配置には
ほぼ6室・8室・12室の配置がない。
その他の特徴として。
ダーナ・ヨーガがとても多い。
ラージャ・ヨーガもかなり多い。
そんな良い特徴があります。
つまり私とは正反対で、
良い配置が多いという例です。
そんなしぃさんのヴァルシャファラ。
未来も含んで40年分くらい見てみると。
6室・8室・12室の配置が基本的にあまりない。
1室にも6室・8室・12室がほぼ絡まない。
そして。
ダーナ・ヨーガが多い。
ラージャ・ヨーガも多い。
そうしたヴァルシャファラの特徴があります。
ホントに見事なくらいに
強いダーナ・ヨーガが必ずあるし
ラージャ・ヨーガも形成されてる。
6室・8室・12室がほぼ絡まないし
絡む場合はダーナ・ヨーガだったり
ラージャ・ヨーガだったりします。
いい場合でもこんな感じでね。
もともとの運勢・運気とが
何気に反映していたりします。
ちょっと私の見て見て~、
なんてところから
始まったんだよね
調べてて感動しちゃったよ
何年かくらいなら
「ふう~ん」くらいで
終わるんだけど
40年くらいを通して見て
運勢・運気との連動が
こう見事にでていると
良くも悪くも感心するよ
もともとのホロスコープと
なにげに連動する
ってことなのね
しぃさんが前向きなのが
しみじみ納得したよ・笑
元気で前向きなわけだよ!
例題3:アップダウンがある場合
例えば。
アップダウンの激しい運気の人の場合。
こんな人のヴァルシャファラは
2年間が良いヴァルシャファラだったら
次の1年は苦しめのヴァルシャファラ。
その次の1年は良くなって
その次の1年は苦しめになり
その次の2年は良い状態。
何て感じになったりします。
つまり。
基本の運気がアップダウン激しいので
ヴァルシャファラのアップダウンも激しい。
そんな感じで反映したりします。